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「かゆみ」って、なにですか?

「かゆみ」は、皮膚の表面に分布する知覚神経が刺激されて起こります。

知覚神経が刺激を受けると、刺激が軽いときには「かゆみ」として感じます。
「かゆみ」を感じると、子どもはその部分を手や足を使って「掻く」行為をします。
「掻く」ことで、皮膚の表面に付いている異物を、取り除こうと試みるわけです。

知覚神経への刺激がより強いときには、「痛み」として感じます。
「痛み」を感じると、子どもはその部分を手や足を使って保護しようとします。

このように、「かゆみ」や「痛み」を感じて、「掻く」行為や保護行為をする事は、自分の体を守るための生理的な反応 (防御反応)といえます。

木村 彰宏(いたやどクリニック 小児科部長)

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