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花粉症対策最前線!

避花粉三原則を守って、快適に春を過ごそう!(2)

2018/1/23

避花粉3原則 其の二 「浴びない」

スギ花粉は、飛散し始めてから7日から10日後くらいから量が多くなってくると言われています。

1. 晴れて、気温が高い日
2. 空気が乾燥して、風が強い日
3. 雨上がりの翌日や気温の高い日が2〜3日続いたあと

などに、花粉の飛散量が多くなりますので、この期間の外出はなるべく避けたいものです。

また、スギ花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件や季節によって変動しますが、一般的には、昼前後と日没後に多くなると言われています。

これは、気温が上がって午前中にスギ林から飛び出した花粉が数時間後に都市部に到達するためと、上空に上がった花粉が日没後に地上に落下してくるためと考えられています。

こういった時間帯にも、外出しなければならない用事のあるときは、マスク、帽子、メガネはきちんと着用し、なるべく肌の露出を少なくして、花粉を吸い込んだり、皮膚に付着しないようにします。

また、毛皮やセーターなど、花粉の付着しやすい衣類は避け、ポリエステルやナイロンなどの、つるつるした素材のコートを着用するように心がけましょう。

なお、首筋や胸元に花粉が付くと、痒みの原因になる場合もありますので、スカーフなどで首元をガードする事も忘れないで下さいね!

避花粉3原則 其の三 「持ち込まない」

花粉症患者さんのいるご家庭では、外から戻ったら、自宅に入る前に、コートなどの上着は外で脱ぎ、玄関前で花粉をはたき落とす事を心がけて下さい。

できれば、手で払うだけでなく、玄関先に洋服ブラシを常備しておき、手の届く範囲をブラッシングした後、足元をしっかりブラッシングして室内に入りましょう。

ただしブラッシングの際に、強くこすってしまうと、花粉が割れて、衣類の繊維の中に入り込み、取り除きにくくなるので、さっと優しく払う事が重要です。

また、きちんとマスクやめがねをかけていても、完全に花粉をシャットアウトすることは不可能です。

外出後は、顔や髪、のどなどにも花粉が付着していますから、鼻洗浄やうがい、シャワーを浴びるなどで、きれいに花粉を除去することが大切です。

そして、洗濯物にも花粉が付着しやすいため、乾燥機を利用したり、部屋干しをしたりして、花粉の進入をガードします。

お布団などは、お外に干したいと思いがちですが、この時期に室外にそのままお布団を干すと、花粉が布団に付着してしまい、布団にはいってから鼻水やくしゃみに悩まされることになってしまいます。

そんなときは、布団干し用のカバーを利用し、外でカバーに付いた花粉を払ってから、中のお布団を部屋に入れるようにします。

また、自分自身が花粉症ではない場合でも、職場や外出先では、花粉症の患者さんがいらっしゃるかもしれない事を考慮し、必ず花粉を室内に持ち込まないよう、気をつけて差し上げて下さいね!

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